† 長岡を満喫
お礼が遅くなりましたが、
無事に、長岡での 『器と布小物と古道具』 を終える事ができました。
これは、ホントに皆様のおかげです。
折角行ったのに、物がほとんどなかった・・・と言うお客様もいらっしゃたとか・・・。
本当に、申し訳ありませんでした。
それなのに、
「良かったよーー。いい空間だったーー。」
と、言ってくれるお客様がたくさんいた事に、驚いています。
これは、一黙窯さんのお陰なんだと感謝で一杯です。
そして、改めて古道具屋としてのこれからを考える事ができました。
今回、一黙窯、智子さんが長岡おすすめの場所を教えてくれたお陰です。
このお店だけではなく、あそこもここも いい所だよ。
じゃー、行ったついでにそこもかしこも行ってみようか。
って事になりますよね。
これは、街を盛り上げるのにかなり 一役かっていますよね。
この事については、またいつかの機会に・・・。
今回 薄っぺらな私でも考えさせられた課題になりました。
そして、今回のお客様が、
デイジーでカレーを食べ、一黙窯で買い物、ニの字で古いものを、
そして、だんご屋で一服。
って コースが多かったとか。
って言う話を一黙窯 智子さんに話したら、
「あ、丁度江口さん(だんご屋さん)に頼まれてたもの届けるから行く?江口さん行ってなかったもんねー」
「えーーー?江口さんもお知り合い~??」
江口だんごのカフェで使っている器は、智子さん作なんだそうです。
割れはしないけど、欠けたりした物は、手直しして使ってもらうんだそうです。
改めて、智子さんって何者ー?・・・
とてもだんご屋さんとは思えない重厚な入り口。
広々とした店内。
2Fがカフェになっています。
最近奥に、洋風おやつのカフェもオープン。
2Fはゆったりくつろぎスペースに。
社長一押しの梁。職人技が惜しみなく見れます。
「最近こうゆう事ができる職人が少なくなってきてねーー・・・」
と、社長。 淋しそうにつぶやいていました。
そして、ご自慢の洋風おやつ。
がっちりと、ご馳走になったのに写真は食べ終わってから撮ったので、
アップ写真がありませんが。
ロールケーキはふわふわでしっとり、生地に練りこんであるお茶のほんのり香る上品さ。
社長曰く、
「女性と同じでね、香水ぷんぷんより、通りすがりにかすかにふわっと
いい香りがすると ぐっとくるのがいいんだよね」
「なるほど~~。」
と、感心して話を聞いてる私に、こそっと智子さん、
「社長、女の人に譬えて話すの得意なの。」
と、クスクス。
骨董好きで、古いものが好きで、
「いくつになっても熱くならないとダメだ!」
と、熱く語る素敵な社長でした。
また、ゆっくりお邪魔したいと思います。
社長、ごちそうさまでした。
さて、次に案内された所は、ずっと行ってみたかったギャラリー。
mu-anさんへ。
時間がなく、ちょっぴりの滞在でしたが、
次に繋がる出逢いがあり、今後楽しい事が出来そうです。
そして、次に向かった先が、
再生工房 古箪 の自宅件工房へ。
東京でOLをしていた藤井さん。33歳で家具職人を目指し、
箪笥で有名な加茂へ、家具職人の門を叩き、鼻にもかけてもらえなかった所を
2ケ月かかって頼み込み、どうせすぐやめるだろうと思われながら、いじめられ、怒られる中、
少しづつ のみを持つ喜び、鉋をかけられるようになった喜び、仕事を覚える喜びで、
結局10年も修行を続けたのだそうです。すごーーい。ここまでくれば、師匠も
藤井さんが可愛くて仕方なくなりますよね、きっと。
そこで培った技と技術で 古箪笥を直して綺麗な箪笥として甦えさせるのだそう。
持ち込まれる箪笥たち。
虫食いや傷凹みを綺麗に。
本格的な機械。
綺麗に並べられた工具。
少しづつ綺麗になっていきます。
藤井さん独特の世界の箪笥に生まれ変わります。
もう感心しきりな所で、
「ご飯たべよう~」
と、素敵なリビングで。
美味しいカレーをご馳走になりました。
お腹一杯、胸一杯、初めて来たのかなりくつろげる空間。
これは、藤井さんの人柄ですねーーー。
連れて行ってくれた智子さんに感謝。
また一日楽しく長岡を満喫できました。
なんて素敵な方たち、場所なんでしょう。
案内紹介してくれた 智子さんありがとうございました。
さて。
今週5日 flannelさんにて
リサイクルマーケットに 古道具屋となって参加します。
これから準備にかかります。
出来るだけ、商品の画像をUPしようとおもいます。
by junkgarden-garage
| 2009-07-02 13:25
| お気に入り